育休1ヶ月、必要なのは育児休暇なのか??ー男の育休体験談「4」ー
育児休業に入り1ヶ月半がすぎました。
実際は赤ちゃんの世話というよりは、家事と上の子供の世話。
育児ではありますが、もしかしたら政府の考える育児とは違うかもしれません。
けど実際は家事と上の子供の世話が「父親」の育児休業の大きな役割に感じています。
一律みんなが同じとはならず。
一人目の育休、二人目、三人目の育休で状況はかなり変わってくるでしょうね。
私は普段から家事をしているつもりですが、それでも7割は妻がやっていたようにおもえます。
その結果
- 洗濯物をたたむのが苦手
- ものの場所がわかないから聞くことあり
- 保育園の準備、行事の日程がわかってない
- こどものワクチンが次いつなのかわからない
- ごみの収集日があいまい
などなど、妻からしたらイラっとすることが沢山あったと思います。
やっているつもりの私でそうでした。
これ忙しくて普段家事、育児に参加できていない父親が急に育休って言われても相当困るだろうなというのが正直な感想。
なにも出来ない旦那は逆に「邪魔くさい」
このリスクはけっこうあります。
妊娠中はつわり時期、臨月は妻もなかなか動く事ができない。
そして、産後58日は、妻は赤ちゃんへの母乳が主な仕事です。
10ヶ月妊娠して、頑張って産んで、寝れない日々の始まりです。
一人目の時もなかなか寝れていませんでしたが、二人目も母乳も1.2時間おきのこともありあまり眠れません。
赤ちゃんも妻も生活リズムが整わない日々。
妻が寝るチャンスは赤ちゃんが寝てるときになります。
赤ちゃんが寝たー、さぁ家事をがんばろう!!
とはならず。そりゃそうですよね。
ねたら休みたい。
寝ないと、休めない。
個人差はあるでしょうが、うちの妻は本当に眠気がすごかったです。
そこで疑問として出てきたのが、妻が本当にサポートが必要だった期間は、赤ちゃん出産後からではなく、臨月~生後58日頃ではないかということ。
完全母乳かミルクかでもかわりますが、完全母乳で育休を取る男の役割の重要点はおそらく
「嫁の睡眠時間をいかに確保するか」
けどこれをするためのスキルが
「家事」
「上の子の育児」
正直赤ちゃんのオムツ交換よりも上二つが大切だと実感してしています。
そしてその家事、育児が結構なストレス。
産後1ヶ月、ちょうどイヤイヤ期の上の子の育児は私が8-9割していました。
そしたら軽いノイローゼになりました・・・。
一人目の子供だとしても、育児は2人とも初心者、けど父親は家事も初心者だと、覚えることが妻より多い。
その結果、がんばればがんばるほど、ストレス過多になり父親がつぶれる可能性があります。
男の育児休暇の義務化ではなく、
もし義務化するのであれば産前4週産後8週を義務化したほうが良いと思います。
産前産後休暇を旦那がとるメリット・デメリット
メリット
- 子供が産まれる前の2人の時間がゆっくり過ごせる
- 上の子供がいる場合も上の子供の特徴やお世話を知る時間が作れる
- 上の子供の抱っこなど、臨月の妻の負担が減らせる
- 産前の妻のフォローとして、家事を覚える時間が作れる
- 予定日前の急な出産に対応できる
- 4週間同じように出産に向かうことで夫婦の絆が強まる、育児参加が容易になる
デメリット
- 休みになったとしても、結局なにもしない人もいる。
- 収入が減る(産前産後休暇の収入はそれまでの収入の67%)
これらは実際に育児休業をとってみて感じたことです。
可能であれば、産前から休んであげたほうが、妻のフォローや長男のお世話、苦手な家事を補填したりと、家族で赤ちゃんを迎え入れる準備ができたと思いました。
育児休暇の取得率を上げるための政策ではなく、本当に家庭のためになる政策を検討してほしい。
政府の育休検討会があるのなら行きたいくらいです。
ブックマークでみなさんの考えを教えてくれるとありがたいです。
ほかにも男の育児休業についての記事があるので良かったら見て見てくださいね。
この記事は「男の育休体験談「4」です。
最後まで見ていただいてありがとうございました。
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