「犠牲なき献身こそ真の奉仕」ナイチンゲールが今生きていたら何を思うのか。
こんにちわ訪問ありがとうございます。
最後までみていただけるとうれしい限りです。
ところであなたの会社では「会議」と呼ばれるものは勤務時間の中で行われていますか??
私は看護師しか社会経験が無く、今まで働いてきた病院はすべて勤務時間外に病棟のメンバーが集まり、各委員会の報告や業務改善について「病棟会議」という名目で話しをしていました。
そう、サービス残業で。
ひと昔前なら、休みの日にも参加しなければならないという謎ルールまであった病院も。
仕事の話をみんなで行う。それは仕事?雑談?
仕事=給料発生
雑談=給料なし
じゃあ会議って何??
なんかもうサービス残業というかそれが当たり前状態。もしかしたら、疑問に思っていない看護師もいるかもしれない。
ナイチンゲールの言葉
「犠牲なき献身こそ真の奉仕」
ナイチンゲールは、看護者は、自己犠牲をもって他者に尽くしたとしてもそれは本来あるべき真の奉仕ではないと考えていたそうです。
1910年にナイチンゲールが亡くなってから、すでに109年。未だ自己犠牲による献身でなりたっている看護業界。
残業があることは理解出来るんです。けどサービス残業はしたくない。
会議が時間外になってしまう理由
これはとても単純で、勤務時間内に病棟のみんなが集まる時間を作ることが出来ないことが多いからです。
- 入院
- 急変
- 検査の送りだし、迎え
- ナースコール対応
- 点滴
などなど、先日ドラマが始まった「白衣の戦士」のように、病棟のみんながナースステーションに居ることはないんです。
なので、全体でゆっくり腰を据えて話をする場を設けるには「時間外」しかない。
それはある程度理解できます。
病棟会議の内容
病棟会議は、看護師だけでなく介護助手も参加することもあります。
看護師と介護間での情報共有の場でもあるのです。
・各委員会の報告(感染や危険リスク、褥瘡などなど委員会はかなり多い)
・業務の流れや、改善点について意見を出しあう。
先日は、夜勤開始後の17時~19時までの業務量が多いため、変則勤務で19時までの遅番を付けるか。~といったミスが起きたが、今後起こらないようにどう対応していくか等。
・介護師との連携、入浴介助の移動がよりスムーズになるようにはどうしたらいいか
などなど。
言えることは、すべて仕事の話であり、今後の業務に影響を及ぼすということ。
みんなで病棟、病院を良くしよう!!そのために話し合おう!!
それは、ただの雑談なのか?仕事なのか?
そして、会議の司会、書記は上司の指名。
書記になると、議事録をまとめるのにさらにサービス残業。
看護師=白衣の天使、そう思って働くことは必要かもしれませんが。
看護師=サラリーマンでもあるんです。
ぜひ皆さんのコメントをいただきたい、労基の人いませんかー??
世の看護師、他サービス残業があたり間の方々の苦労や努力がむくわれますように。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。